技術革新はその恩恵受ける面だけが強調され、
淘汰されるものはいつしかその存在価値を忘れ去られてしまいます。
近年、IT革新により急速に拡がったデジタル化は、印刷業界にもDTP、CTP、DDCPといった
印刷工程に大きな変化をもたらし、印刷の低価格化、高品質化、高速化といった恩恵をもたらしました。
しかし、その一方では、インターネットや携帯電話の普及によって、
コミュニケーションの主役は印刷媒体からデジタル媒体に移行し、
環境問題のクローズアップによるエコロジーブームと相まってペーパーレス化が進み、
印刷物がその役割を果たせる領域は減少しています。
さらに、家庭用プリンタの普及やオフィスプリンタの高性能化は、印刷業界の需要を奪う結果となり、
印刷業の淘汰が進行しています。
印刷業に関わるものとして、印刷物への価値や役割が減っていくことは残念なことです。
これまでに培ったカラーマネジメント技術を活かし、印刷物の価値や役割を拡げる取組はできないだろうか
そんな想いから生まれたのがColor C Code事業です。
IT革新がもたらしたデジタル社会は、私たちの生活をより便利で豊かにし、
もはや、私たちが生活する上でなくてはならないものとなりました。
そうである限り、デジタル媒体の活躍の場は、今後ますます拡がっていくことでしょう。
とはいえ、印刷物は、決して無くなるものではなく、今でもデジタル媒体に勝る優位性は有しています。
Color C Codeは、デジタル媒体と印刷媒体間において、あらゆるデジタルデータの取扱とデータそのものの
授受を可能にしたことで、デジタル媒体と印刷媒体の垣根をなくし互いの「融合」を可能にしました。
印刷物の価値や役割を拡げるために、デジタル媒体と競い合うのではなく、互いの強みを活かし、
弱点を補い合い、融合することで新しい価値を創造し、互いの価値と役割が拡がっていく
それがColor C Codeの理想です。